運送会社の選び方からトラック運転手の仕事内容を解説

長距離トラック運転手の1日の仕事内容は?どんな生活習慣なの?

 

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せっかくトラック運転手を目指すなら少しでも高水準な給料を見込める仕事をしたいものです。

 

トラック運転手という職種は、トラックの種類が色々ある様に、仕事内容も様々です。

 

通常転職先を探す時は、労働条件が自分に合うものを探すと思います。
労働条件とは、就業時間、休日日数、給料体系と福利厚生等が大きな目安となります。

 

その中でも最も気になるのが、給料体系であり年収です。
今の仕事の年収をできる限り維持し、できれば超えて行きたいと思うのが心情ですね。

 

もし今の年齢が20代なら年収キープも難しくない事が多く、超えられる事も可能になりやすいでしょう。
しかし、30代を超えてくるとそれなりの給料を頂くので、年収もある程度高額になってきます。

 

転職しようと思い立ったとしてもどうしても今の給料を超える事は難しく、維持する事さえもままならない状況になってしまう事が多くあります。

 

その状況を打開できる可能性が高いのが運送業界です。
運送業界の中でもトラック運転手であり、色々な種類のあるトラック運転手の中でも長距離トラック運転手が最も高い可能性を持っています。

 

なぜ長距離トラック運転手は高額な年収と同等、または超えて行けるような年収を稼ぐことができるのでしょう。
その理由は、トラック運転手の給料体系に多く採用されている『歩合給』という制度である為です。

 

トラック運転手の歩合給とは、1回の運送によって発生する運賃の金額になります。
運送会社によって差はありますが、運賃の何パーセントかがトラック運転手の給料に反映されます。

 

このことから1回の運賃が高ければ高い程、給料が高額になっていく仕組みと言う事になります。

 

言わば、働けば働くほど給料が高くなる成果報酬型と言えますね。
運送業界に転職を考える方は、この成果報酬型に魅力を感じる方が多い様です。

 

もし、今の仕事が働いても働いても給料は安く、残業代も削られるようなら運送業界に早く転職する事をおススメします。
なかなか未知の世界に飛び込むのは勇気がいりますが、入ってしまえばどうって事ありませんよ。

 

そんな運送業界の中でひときわキツイと噂される長距離トラック運転手とは、どんな仕事内容で、どんな1日を過ごすのでしょう。
長距離トラック運転手の1日を見てみて下さい。

 

 

長距離トラック運転手は高速移動または下道移動で生活習慣は一変

 

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長距離トラック運転手はどの位の距離走るのでしょう。

 

地場を縦横無尽に走行するダンプで約300kmで、中距離になると地場の倍の距離の約600kmです。
なので、長距離は中距離の倍の約1200kmと思いますが実際は中距離の600kmを超えると長距離と呼んで良いと思います。

 

ちなみに東京都から福岡県が約1,000kmなので、この区間を走るトラックは長距離トラックと言えます。

 

これだけ長い距離を走行する長距離トラック運転手ですが、常に高速道路を走行できるわけではありません。
運ぶ荷物を依頼する荷主さんから、急ぎなので高速道路料金を支払うので明日までに到着してほしいと依頼があって初めて会社から高速道路の使用許可が下ります。

 

そんな依頼は結構頻繁にありますので、全線高速道路で移動する事ができ運転は非常に楽です。
しかし、運転が楽でも体はそんなに楽ではありません。

 

なぜなら、急ぐと言う事は延着することが絶対に許されません。
高速道路を利用した上に荷物の到着が遅れるなんてことは、運送会社の看板を上げている事が恥ずかしいです。
その位延着は許されない事なので、トラック運転手は通勤ラッシュによる渋滞、事故による渋滞、自然渋滞などありとあらゆる道路事情を回避しながらひたすら目的地に向かって走行する必要があります。

 

責任感の強い方なら緊張のあまり気を失ってしまうかも知れません。
それでなくても、翌日到着指定の場合は睡眠を取る時間がほとんどありません。

 

無事に翌日荷物を下ろせたとして、当日の朝から積込みですと24時間以上眠ることなく走り続ける事になります。
その位全線高速指定の翌日着指定の運送は、トラック運転手にとって運転操作は楽だけど精神的や体力的に辛いものなのです。

 

そんな長距離トラック運転手の1日の仕事内容と生活習慣を見てみましょう。

 

福岡県から千葉県への長距離運行の例

 

AM07:00 会社出勤し運行管理者による点呼と健康管理チェック
AM07:30 会社出発し積込み場所へ移動
AM08:30 積込み場所到着し順番待ち待機
AM09:00 積込み開始(フォークリフト)
AM10:00 積込み完了で伝票にサインし出発
AM11:00 高速道路に合流

 

  • 関門海峡通過
  • 中国自動車道の上りに苦戦
  • 小郡ICを通過し山陽自動車道へ切替
  • 道もなだらかになり安定走行
  • 山口県通過
  • 広島県通過
  • 岡山県通過
  • いつの間にか中国自動車道に切替
  • 神戸から大阪に到着
  • 大阪まで来ると半分来た感じ
  • 大阪から名神自動車道へ切替
  • 大阪から京都を通過
  • 名古屋に到着
  • 名古屋から東名高速道路へ切替
  • 浜松から静岡を通過
  • 富士山を横目に神奈川到着
  • 横浜青葉ICを通過すると東京は目の前
  • 首都高速に切替
  • 常磐自動車に切替
  • 柏ICで下り千葉県到着
  • 荷下ろし場所近くのコンビニに到着

※ここまでで約16時間

 

AM04:00 仮眠
AM06:30 荷下ろし開始(手降ろし)
AM08:30 荷下ろし完了し伝票に受領印をもらい終了
AM09:00 帰りの荷物の指示待ち待機

 

この長距離運行は一般的な運送会社の運行指示書に従っています。
文字で表現すると色々な所を通過しているので、色んな風景を楽しめそうですが楽しむことはありません。

 

長距離運行は明るい昼間は特に問題ないのですが、夜になり暗くなると睡魔との戦いです。

 

睡魔が襲ってくると耐えるのに色々な事をやってみます。
カフェインたっぷりドリンクを飲んだり、音楽を聴いたり、映像を流してみたり(見れません)、窓を開けて空気の入替をしてみたり、まったく効き目はありません。

 

と言う事で、睡魔が襲ってきたら近くのパーキングに停車し、15分程度目を閉じて眠るとかなりスッキリします。
熟睡して遅延を起こさない様に、トラックのベッドにはいかず、ハンドルに足を上げて眠るのが良いです。

 

この睡魔との戦いに勝つと、渋滞にはまることなく夜のうちに荷下ろし場所に到着できます。
やはり、荷下ろし場所に到着して、仮眠をとる方が安心できますね。

 

上記の長距離運行を見ても分かる様に、会社を出発して次にまともに食事を摂るのは翌朝の様な時間割です。
さらに食事を摂るには適さない時間になるので、食事を摂る際は控えめにしないといけません。

 

こんな生活習慣になったとしてもその給料は高額な水準になると思います。
今回は帰り荷の話をしていませんが、通常はこの後に普通に積込みに向かいます。
その積込みが手摘み以外であったことは一度もありません。

 

ちなみに、この長距離運行をできる限り多くこなすと月給50万円は難しくないでしょう。

 

 

求人情報は新鮮なうちに!

 

最後に

 

今回は長距離トラック運転手の1日をご紹介しました。

 

この様なタイトスケジュールの運行計画は中小の会社に全て回ってきます。

 

中小の運送会社はこういった仕事をこなし、体力をつけて行き一気に成長するか、仕事のキツさにマンパワーを失う可能性があります。

 

やはり長距離運行では、全線高速指定の翌日着はあまりうれしくないですね。
できれば、各地を見て回れるくらいの中1日位の運行計画を立てて欲しいものです。

 

中1日の下道運行であれば、長距離運転手の楽しみの幅が広がるかもしれません。
少しでも早く良い会社を探し出し、早く運送業界にチャレンジしてみましょう。


 
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