運送会社の選び方からトラック運転手の仕事内容を解説

トラック運転手の仕事内容は過酷な積込みと荷下ろしが付いてくる

 

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トラック運転手の仕事は依頼された荷物を所定の時間内に確実に届ける事です。

 

いかなる理由があろうとも延着する事は許されません。
とは言っても自然の驚異にはだれも逆らえないので、いかなる理由というのは建前上の話です。

 

そう言っておかないと、寝過ごしたりしても渋滞に巻き込まれたなどと嘘をつかれたらどうしようもありません。
したがって、自然災害以外の延着は基本的には罰金が課せられます。

 

罰金などと聞くと厳しい仕事の様に聞こえますが、トラック運転手にとって延着は経験不足の代表的な失敗です。
長年トラック運転手をしているベテランになると、ありとあらゆる回避方法を知っているので延着などほとんどしません。

 

トラック運転手の中の回避方法とは、道路状況を予想して回避しながら目的地へ向かう土地勘です。

 

どんな仕事でもそうなのですが、土地勘というのはとても大切です。
依頼主から仕事を頼まれた際、受けた側に土地勘が無いと依頼主の要望に添えない場合があるのと同じですね。

 

トラック運転手の土地勘

  • 自然渋滞ポイント把握し通過時間予想が可能
  • 渋滞増加時期を把握し想定運行時間の予想が可能
  • 通行止め情報による運行経路の想定が可能
  • 事故規制等の急な対応を迫られた場合の回避

 

これだけの土地勘、いわゆる経験値があれば基本的に延着しないのは分かると思います。

 

ただ、これだけの経験値を積むのは結構な時間を要します。
だからこそ運送業界への転職はなるべく早い方が良いです。

 

と言う事で、トラック運転手への転職を希望されている方へトラック運転手の仕事内容を少し詳しくご紹介します。

 

トラック運転手が過酷と言われる理由の一つが手積み手降ろし

 

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トラック運転手の仕事は依頼された荷物を運ぶ事ですが、トラックを運転すれば運ぶ事は出来ますが、それよりもっと前に荷物をトラックの荷台に積み込む必要があります。

 

これがトラック運転手が過酷やキツイと言われる要素のひとつです。

 

荷物の積込みが要素のひとつになるのは、手積み(または手づかみ)と言われる積込みだけです。

 

荷物を手積みするのは、箱車やバン車、ウィング車と呼ばれるトラックで、荷台が箱型になっているものです。

 

体力に自信が無い方や、力仕事が苦手な方は荷物の手積みがあるような仕事は避けた方が良いかもしれません。

 

 

積込みが手積みではないのは?

  • ダンプ:砂・砂利・アスファルト
  • ミキサー車:生コン
  • タンクローリー:ガソリン・軽油・灯油
  • キャリアカー:車両
  • ヒアブ:産廃・粗大ごみ・金物
  • 平ボディ:鉄骨・材木・建材・足場
  • ユニック車:ブロック・機械・材木
  • 重機運搬車:パワーショベル・ブルドーザー

 

それぞれ色々なモノを積むことはできますが、箱型のサイズに収まらないものや、クレーンで上から積むもの、雨にぬれても大丈夫なモノなどが主です。

 

この手積みが無いとされているトラックの種類でも平ボディやユニック車はたまに手降ろしがあります。

 

 

それでは、荷物の手積みがある箱型の荷台を持つトラックがキツイと言われる理由はなんでしょう。

 

トラックで荷物の依頼を受ける時に指定されるトラックの要件は『積載量』です。

 

積載量は普通に考えると重さだけと思いますが、運ぶ荷物が全て重い訳ではありません。

 

容積は大きいのに非常に軽いものもありますし、容積は小さいのに重いものあります、もちろん容積は小さいうえに軽いもの、その全く逆の場合もあります。

 

この種類の荷物はどれをとっても手積みはキツイです。

 

この様な手積みを伴う積込みは、トラック運転手不足を起こしてしまう原因のひとつでもあります。

 

これからの運送業界は、手積みの割合を減らしフォークリフトなどを使った機械での積込みを増やし、トラック運転手の業務を改善しトラック運転手不足を何とか解消しようと頑張っています。

 

 

 

なぜトラック運転手が過酷と言われ続けたのか

 

トラック運転手の不足を解消しようと躍起になっている運送業界ですが、この改革は始まったばかりです。
こういった改革は大手運送会社がスタートとなり、次に準大手、中小となりますので、まだ小さい個人の運送会社まで行き届いている訳ではありません。

 

そして、トラック運転手の業務改善は、大手運送会社から始まるので、大手運送会社のトラック運転手は離職しないのがほとんどです。
さらに、手積み手降ろしの荷物の依頼を大手運送会社が受けたとしても、運賃の一部天引き後、他の契約している運送会社へ渡してしまいます。
その渡された運送会社が準大手運送会社としたら、さらに天引きして渡し、さらに天引きして渡し、さらに天引きして渡しを繰り返します。

 

その終着点が中小の運送会社で、受けたころには運賃は相当下がっています。
しかし、運ぶ荷物があるなら運びますよ、たとえ運賃が安くても赤字にならない程度なら会社としては問題ありません。
ただ、その荷物を運ぶトラック運転手にとっては少々痛手で、運賃が安いと歩合給に影響を与え、手積みだと体力的にもキツイという事になってしまいます。

 

この様な荷物ばかりを多く持つ中小の運送会社は離職率が高くなり、求人募集を常に掲載している様な状態になってしまいます。

 

そういった理由も有り、運送会社の求人募集は中小の運送会社が多く掲載されています。

 

なので、たまに準大手運送会社の求人を見つけたら相当ラッキーです。
さらに、準大手運送会社に応募でき、採用されたとしたらかなりラッキーです。

 

しかし、なかなか準大手運送会社にも空きが出る事はありません。
中小の運送会社の求人募集に応募し、まだ業務改善が行き届いていない運送会社に採用され、手積み手降ろしが基本になってしまいます。

 

運送業界でトラック運転手が過酷であるというというのは、そういった運送会社を経験した方が多いからです。

 

 

 

トラック運転手として初めて働くなら手積み手降ろしから

 

さんざん手積み手降ろしは過酷やキツイと言ってきましたが、まずは求人募集の多い箱車やウィング車の手積みありきの運送会社をおススメします。
おススメな理由は、手積み手降ろしを味わっておけば、別の種類のトラックに乗った時に初めて手積みじゃない良さが体感できると思います。

 

始めら、手積みも全くないダンプやミキサー車を希望するのは非常に危険かもしれません。
ダンプに関して言えば、積込みは建設機械で、荷下ろしはダンプレバーを引くだけなので、体力は一切使用しません。

 

ダンプに初めから乗った方が何かしらの理由でウィング車に転職し、仕事内容が手積み手降ろしばかりの所ならたぶんキツ過ぎて辞めてしまうかもしれません。
なので、運送業界へ転職を希望するなら、まずは一番キツイ所から始めて、自分に合った仕事内容で少しでも楽に感じる会社に転職するのがベストかもしれませんよ。

 

 

 

最後に

 

トラック運転手の仕事内容でキツイとか過酷と言われる理由が分かって頂ければ、転職サイトや求人誌、ハローワークでの求人募集内の仕事内容を注意して見るようになると思います。

 

手積み手降ろしは非常にキツイという情報は溢れかえっていますので、近頃の求人募集には『手作業無し』『基本フォークリフトでの積込み』とか分かり易く手積みが無い事を示しているので、それを参考にしながら求人情報を見返してみるのもイイでしょう。

 

トラック運転手は経験ですとお伝えした通り、道路情報や積込みは経験がものを言いますので、できる限り早めの転職が良いと思います。


 
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